江久山感應寺は、元久2年(1205年)、真言宗の僧・空念による開山と伝えられています。
正応元年(1288年)に日蓮宗に改宗。かつては蓮明坊・是林坊の二院を擁し、中本寺として重きをなしていました。
昭和中期に建築された旧客殿は、傷みが著しかったため、このたび、檀信徒の皆様で理想の客殿庫裡を十分にご検討され、施工品質にこだわる当社に御下命をいただきました。
新客殿庫裡は、躯体には鉄筋コンクリート壁構造を採用し、強固な構造としました。内部は木材と左官仕上げを中心とした和風造りとし、外観は重厚かつ優雅な伝統的な意匠を保持して、長い歴史のある寺院にふさわしい建築に仕上がりました。
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