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松門寺 坐禅堂
坐禅堂 外観
エントランス
玄関
内観
僧堂正面
僧堂横から
写真撮影 : 株式会社 川澄建築写真事務所
松門寺 坐禅堂
[曹洞宗]
工事内容
坐禅堂 新築
所在地
東京都八王子市
発注者
宗教法人 松門寺
設計・監理
株式会社 入江三宅設計事務所
用途
宗教施設/寺院
構造
RC造
階数
地下1階 地上1階
延床面積
339.83 m²
竣工
1995年5月
リンク
鶴壽山 松門寺(公式サイト)
「正法眼藏提唱」(松門寺ご住職著書)
「普勸坐禪儀提唱」(松門寺ご住職著書)
入江三宅設計事務所(設計事務所公式サイト)
コメント
鶴壽山 松門寺は、当初は密教のお寺として1487年(延徳元年)に開創され、子安山 松門寺と称されました。1596年(慶長元年)に寺町に移されて鶴壽山と山号を改め、禅宗として坐禅の神髄を伝えていくこととなりました。江戸時代には幕府から寺領7石の御朱印を拝領した記録もあることから、由緒のあるお寺であったことがうかがえます。
1969年(昭和44年)に、八王子市の区画整理事業に協力して、伽藍や500を越える墓地を現在の八王子市片倉の地に移転し、今日に至ります。
長きにわたって伝えてこられた禅の精神。お寺が法事の場としてだけなく、今を生きている人々が集まる場として大切な役割を果たす、その中心的な施設としての「坐禅堂」の施工を佐藤秀が担当しました。
坐禅堂内はドーム状になっており、静を基としているため、反響・残響のないよう、天井や壁の仕上げに留意しました。内装仕上げ材の床の石・腰板の石は、仏教発祥の地であるインド産のものを使用しました。外装材は、当時としてはまだ珍しかった珪藻土を使用し、昔の土壁的な風合いを出しています。
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